沿革と事業概況
当協会は、昭和22年2月21日に設立、当時第一新聞協会と称し、昭和27年7月社団法人の許可を受け、昭和36年7月名称を社団法人日本専門新聞協会に改めた。
設立の要因は、直接的には連合軍総司令部の指導によるものであり、用紙統制の協力機関であると共に、戦後における社会的経済的混乱期に処して、専門新聞界の再建と秩序の回復を図り、産業経済の振興と民主主義の確立を推進することにあった。そのため政治、経済、文化の各分野における新聞、通信など専門新聞がここに結集し、相協力して経営の充実と新聞倫理の高揚に努め、新聞の持つ社会的使命の達成に邁進してきたものである。
当協会には現在専門紙業界の各分野を代表する専門新聞社81社が加盟しており常時、政治、経済、文化、社会の各分野に必要な専門情報を提供しており、その記事は一般紙と異なる深さを持ち、産業、経済、教育、文化、生活の各分野の発展向上に寄与している。
記者会の設置と取材網の確立
衆・参両院内の国会記者会をはじめ、関係省庁や主要機関にそれぞれ「専門紙記者会」を設置し、また、成田国際空港、関西国際空港などの空港取材記者証を発行するなど、取材網を確立している。